考えることが好きになる!Codey Rockyの授業展開〜応用編〜

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公開日:  カテゴリー: codey rocky /学びの教室

学びの教室ではブロックを組みあわせるだけで簡単にプログラミングができる 「Codey Rocky」を導入し、ロボットプログラミングの指導を行っています。

前回の「基礎習得編」に続き、今回は「応用編」として第12回以降の講座内容をご説明します。

第12回以降はこれまでに習得したことを応用し、簡単なゲームづくりなどに挑戦します。Codey Rockyのセンサー類を使用する課題も多く、ロボットプログラミングの魅力を強く感じていただけます。

学びの教室では置き換えを用いた説明方法や、テキストの構成を工夫することで、着実な理解と深い思考を促進します。ここでは講座の具体的内容と、自分の頭で考える力を育むための授業展開の工夫をお伝えします。

基礎習得編はこちらをご覧ください。

基礎知識を応用しロボットのポテンシャルを引き出すカリキュラム

codeyの障害物避け

第12回からの授業では、これまでに習ったさまざまな知識を導入し、より実践的なプログラミングに移行します。

子ども達に「こんなこともできるんだ!」という気付きと驚きを与える講座内容です。

以下がその詳細です。

第12回:「信号を見て渡ろう!」
色識別センサーが捉えた色を、パソコン上で作成した信号に表示します。

第13回:「ジャンピングCodey Rocky」
光センサーが障害物を感知すると、パソコン上で作成したキャラクターがジャンプします。

第14回:「コースを作って車を走らせよう!(ライントレース・スプライト編)」
パソコン上でコースと車を作成します。コースをトレースし車が走行します。

第15回:「コースを作って車を走らせよう!(ライントレース・Codey Rocky編)」
IR距離識別センサー、カラーセンサー(赤外線発信)を使い、紙に描いたコース上をロボットがトレースして走行します。

第16回:「Codeyと数当てゲームをしよう!」
最小値・最大値・平均値などの変数を作成し、ロボットと数当てゲームをします。

第17回:「正多角形を描こう!」
角度について考えながら、ロボットを正多角形の形に動かします。

第18回:「最大値を答えよう!」
キーボードで入力した値や、ロボットのギアポテンションメーターが示す値の最大値を、パソコン上のキャラクターが答えます。

第19回:「Codeyの脱出」
赤外線センサーで障害物を感知し、ロボットが閉じ込められた場所から脱出します。

第20回:「Codeyの障害物避け」
前方の障害物をセンサーで感知したら、ロボットが向きを変えて進みます。

第21回:「Codeyで対戦ゲームをしよう」
2台のCodey(ロボットの頭部分)を使用し、メッセージを送受信しながら対戦ゲームを行います。

どの回もプログラミングの楽しさや、ロボットの可能性を感じられる内容です。なお、現在第22回以降も鋭意製作中です。

応用編でのカリキュラムの特色と授業展開の工夫

応用編の特徴-センサーの学習

応用編は難易度が上がるため、「ただテキストに倣うだけ」の状態に陥りがちです。それでは思考力を培うことに繋がらず、学習効果が薄くなります。

学びの教室では応用編ならではの工夫を凝らし、一人ひとりが原理をしっかりと理解し、自分の頭で考える力を促進します。

ステップアップ・チャレンジ問題で思考を整理し展開する

応用編では操作説明のあとに行うステップアップ問題・チャレンジ問題(※)が大きな役割を果たします。

ステップアップ問題では基本の操作の一部を変更し、授業の復習をしつつ、知識の定着を図ります。続くチャレンジ問題では、これまで学んださまざまな知識を組みあわせ、プログラミングをより深いものに変化させます。

これらの問題を自分の頭で考えこなしていくことで、次の2点が身につきます。

・論理的に思考し解決法を探ること
・問題解決のために蓄積した知識を使うこと

いずれも子ども達の思考力を育てる大切な要素で、応用で挫折しないための秘訣です。

※時間の関係上、チャレンジ問題が設けられない講座もあります。

パソコン上の動きで確認してからロボットをプログラミング

応用編の中には、考え方が難しいミッションもあります。その場合は最初からロボットプログラミングを行わず、パソコン上でプログラムを組み、原理や動きの理解に努めます。

例えば第20回の講座「Codeyの障害物避け」では、パソコン上のスプライトを使用し、障害物を避けて進むためにはどうすべきか考えます。

それからCodeyへのプログラミングに移ることで、原理がわかり、すんなり進められるようになります。

さいごに

codeyさいごに

学びの教室の「Codey Rocky」の講座では、第12回以降これまでの知識を応用したプログラミングを進めます。簡単なゲームの作成や、ロボットのセンサーを使用したプログラミングなど、高度ながら魅力的な内容です。

学びの教室では復習問題の用意や、簡単なものに置き換える説明方法などで、知識を定着させ思考力を培う工夫を行っています。

あなたも学びの教室で、ロボットプログラミングを楽しみませんか?わくわくする内容が満載です。各教室までお気軽にお問いあわせください。

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