「アーテックロボ」のプログラミングで実践的な力を身につけよう
公開日: カテゴリー: Artec Robo /学びの教室
学びの教室が導入するロボットプログラミング教材「アーテックロボ」は、プログラミング教育に大きな効果を発揮します。時間をかけロボットを作り上げることで、ロボットを動かすためのプログラミングの内容や手法がより明確になるためです。習得したプログラミングの知識を引き出し、実際に活用する手法を学べます。
ここではアーテックロボのプログラミングに焦点を当て、その特徴や獲得できる能力をご説明します。
組み立てのあとだからこそ目的が明確になる
アーテックロボではパーツの選別から、組み立て、プログラミングまでを一連の流れで行います。ロボット制作のあとでプログラミングを行うことが、大きな意味を持ちます。
ロボットの組み立てから見えてくる「実現すべきこと」
子ども達はロボット制作をとおし、一つひとつのパーツの役割やロボットの構造を理解します。なにをするためのロボットか実感できるため、プログラミングで実現すべきロボットの動きも見えてきます。「プログラミングのゴール」がわかるので、どのような知識を使い、どうプログラミングすべきか自分自身で考えられるのです。
ただし、すべてのプログラミング箇所を見抜くことは容易ではありません。ロボットは一箇所だけをプログラミングして動くわけではないのです学びの教室では以下の流れでプログラミングの見落としを防ぎます。
①プログラミングすべき箇所を一つひとつ考察し、全体の流れを提示
②一箇所ずつ具体的なプログラミング方法を解説
この流れで学習を進めることで、頭の中が整理されます。習得した知識を一つ一つ確認しながら、ロボットを目的どおりに動かすためのプログラミングの活用方法を学べます。
問題解決能力と論理的思考力が培われる
プログラミングをとおして得られるものは、問題解決能力と論理的思考力です。目の前の問題を解決するために、もっている知識をいかに活用するかがテーマです。ミッション達成までの流れを一つひとつ整理して、道筋を立てながら解決できるよう、最適なプログラミングを行います。
丁寧なテキストがあるため、初めはプログラミングの仕方がわからなくても心配ありません。講座を進めるうちに、徐々に知識を引き出し活用する力が身につきます。最終的に自分でデザインしたロボットを、自分で考えたプログラミングで動かせるようになります。
微調整で試行錯誤するのもロボットプログラミングの醍醐味
組み立て式のロボットをプログラミングする場合、微調整が必要になることがあります。少し面倒に感じるかもしれませんが、手をかけ調整を行うことこそロボットプログラミングの醍醐味の1つです。お手本どおりに動かすだけでなく、試行錯誤を繰り返すことでプログラミングに熱中できます。制作への思い入れが強くなり、うまく動いた時の喜びもいっそう大きなものになるでしょう。
以下が本講座で登場する実例です。
第10回:お茶くみロボットを作ろう
ロボットが積載するカップの重さやモーターの個体差、電圧などでモーターの回転が一定しない場合があるため、プログラミングで回転を制御し調整します。
第14回:四足歩行ロボット
左右の足を交互に出して進むため、左右のモーターの回転速度が異なるとまっすぐ進みません。プログラミングで回転を制御し調整します。
第15回:クレーン車を作ろう
クレーンのアームをスムーズに動かすため、角度を調整する「サーボモーター」の設定をプログラミングし調整します。クレーン先端のハンド部分も、うまくものを掴むために同様に調整が必要です。
これらはお手本のとおりに数値を入力しても、うまくいかない部分です。ロボットの様子を見ながら細かく数値を調整し、正常な動きに近づけます。
ロボットプログラミングの主体はロボットです。パソコン上だけでは完結しません。そこがおもしろく熱中できる部分です。
さいごに
学びの教室が導入するアーテックロボは、事前にロボット制作を行うため、ロボットの構造やパーツの役割を理解でき、どのような動作を実現すべきかはっきり認識した上でプログラミングを行えます。そのため学習効果が高く、知識を引き出し活用するうちに問題解決能力や論理的思考力が培われます。
プログラミングには微調整が必要な部分もあります。ロボットはお手本どおりの制御ではうまく動かないことがあるのです。モーターの特性や電圧などで、個体差が生じるためです。微調整を行い正常な動きに近づけることは、ロボットプログラミングならではの醍醐味です。
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