1つずつ着実に学んでいく!Codey Rockyの授業展開〜基礎習得編〜

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公開日:  カテゴリー: codey rocky /学びの教室

学びの教室ではロボットプログラミングを気軽に体験できる「Codey Rocky」を使用し、プログラミングが初めてのお子様にも対応するカリキュラムで授業を行います。

今回と次回のコラムで「基礎習得編 第1回〜第11回」と「応用編 第12回以降」にわけ、講座の説明を行います。

第1回〜第11回では「プログラミングとはなにか」から、条件分岐や変数、繰り返しを駆使したプログラミングまで、基礎事項の習得を行います。ここでは学びの教室の基礎を徹底するカリキュラムと、楽しく学習するための授業の工夫をご説明します。

基礎から一つひとつ進める授業の流れ

codeyテキストの例

本講座のカリキュラムは、プログラミングを初めて体験するお子様でも難しさを感じないよう、実際にパソコンを触りながらステップバイステップで進行します。各回の学習内容をご紹介します。

第1回:「Codey Rockyってなあに」
プログラミングの原理から一つ一つ説明します。センサー類の使い方も学びます。

第2回:「Codey Rockyを動かしてみよう」
ロボットをいろいろな方向に動かします。角度についても学びます。

第3回:「Codey Rockyにダンスをさせよう」
前回学習したロボットの動作プログラムと音声センサーを連動させ、音の認識時にロボットがダンスをします。

第4回:「色でCodey Rockyを動かそう」
色識別センサーを利用し、感知した色をロボットのディスプレイに表示します。

第5回:「パソコンでCodey Rockyを動かそう」
「スプライト」について学び、パソコンで操作したとおりにロボットを動かします。

第6回:「Codey Rockyからスプライトを動かそう」
前回とは逆に、ロボットからパソコンに命令を送ります。双方向での通信が実現します。

第7回:「レーシングゲームを作ろう」
ロボットをリモコンとして使用し、パソコン上の車を動かします。背景作成、座標を学びます。

第8回:「Codey Rockyに芸を教えよう」
音声センサーが音を感知した回数をロボットの液晶に表示します。変数・リスト・条件分岐を学びます。

第9回:「計算ドリルを作ろう」
ロボットが出題した問題にパソコンで答え、ロボットが正誤判断する相互通信を行います。乱数・繰り返しの処理を学びます。

第10回:「Codey Rockyとじゃんけんをしよう」
自分でブロックを作成する方法を学び、ロボットとじゃんけんをします。

第11回:「消えた青い点を探せ!」
座標を使用し、ロボットの液晶にランダムに表示した点を探します。「かつ」「または」の使い方、引数を学びます。

第11回までで基礎事項を習得し、多くのことを実現できます。この知識を利用しながら、これ以降の応用的なプログラミングへ繋げていきます。

基礎習得までのカリキュラムの特色と授業展開の工夫

codey rocky 変数の学習

基礎習得の段階では、子ども達にプログラミングを好きになってもらう工夫が必要です。

プログラミングで使用する「mBlock」はブロックを組みあわせるだけの簡単なソフトですが、内容は「条件分岐」「変数」「引数」など意外と高度です。

学びの教室では、プログラミングの難しい事項を簡単に説明し、学習内容を確実に定着させます。

難しい事柄をいかに簡単に説明するかに注力

ブロックをただなんとなく組みあわせるのと、目的や行動の意味を理解した上で組みあわせるのとでは、学習の効果が違います。

学びの教室ではテキストや説明に以下の工夫を凝らしています。

難しい用語は卑近な例で説明。図を使って説明し、イメージを掴みやすくする
操作の解説の前に、プログラミングの全体像を説明。「こうすればこうなる」を頭で組み立ててから操作するよう促す

これらを行うことで、一過性の学習ではなく「知識」として定着を図れます。

楽しく進められ挫折者を出さない授業の工夫

授業では「置いてきぼりを出さない」ことにも注意を払います。とくに序盤はプログラミングの基盤をつくる大切な時期です。一人ひとりの様子に留意します。

授業の多くは、前回の内容の上に新しい知識が足される形です。復習しながら操作できるため、定着が図りやすい仕組みです。

また説明のあとには「ステップアップ問題」「チャレンジ問題」が待っています。これは私たちが生徒の理解度を図り、一人ひとりをフォローする機会でもあります。一人ひとりに必要な指導を行います。

さいごに

codeyさいごに

学びの教室でのCodey Rockyの指導は、第1回〜第11回で初歩から「条件分岐や変数、繰り返し」を用いたプログラミングまで扱います。授業展開に工夫を凝らしており、難しい用語を図で簡単に説明することや、プログラミングの全体像を示してから操作することなど、学習の基盤づくりを大切にします。

応用編はこちらをご覧ください。

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